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ヒンディー語の初心者向けガイド!活かせる場面や大人世代の始め方を解説

ヒンディー語に興味があるものの「難しそう」「そもそもどんな言語なの?」と、学ぶのを迷っている方もいるでしょう。

ヒンディー語は、日本ではなじみがないように感じますが、実は世界では多くの人が話す言語です。

とはいえ、日本人にとって難しい文字や発音もあります。一方で、文法や語順は日本語に似ているため、学びやすい面もあるのです。

この記事では、ヒンディー語の特徴や、学ぶメリットコツを解説します。ヒンディー語を学びたいと考えている方は参考にしてください。

目次

ヒンディー語とは

ヒンディー語は、世界で約6億人もの人が話す言語です。どのような言語か、どこで話されているのかなどくわしくみていきましょう。

世界有数の話者数を持つ「インドの連邦公用語」

ヒンディー語は、インドの連邦公用語のひとつに定められた言語です。母語として使う人だけでも約5億人にのぼり、第二言語の話者まで含めると6億人を超えるといわれています。

話者数で並べると、中国語、英語に次ぐ世界第3位の主要言語に位置づけられるほどです。日本ではあまり身近に感じられないものの、世界全体で見れば多くの人が日々話している言葉だといえます。

ヒンディー語は北インドを中心に使われる共通語

ヒンディー語が共通語として使われるのは、デリー首都圏を含む北インドや中部の地域が中心です。一方、南インドにはタミル語やテルグ語など系統の異なる言語が根づいており、地域によって言葉の事情が大きく変わります

ちなみに、インドは公用語として認められた言語が22もある多言語国家で、英語も準公用語として広く使われている点が特徴です。

インド全土でヒンディー語だけが通じるわけではない点は、学ぶ前に知っておきたいポイントです。とはいえ、多くの人に通じる言語であることに変わりはなく、学ぶ価値は高いといえます

デーヴァナーガリー文字で表記される言語

ヒンディー語は、「デーヴァナーガリー文字」という独特の文字で表記されます。文字の上部が横線でつながっているのが特徴で、インド関連の映像や商品などで見たことのある人も多いでしょう。

また、母音字と子音字を組み合わせて音を表す仕組みであり、アルファベットとは成り立ちが異なります。一見、複雑で難しそうですが、実は規則性が高い表記です。

文字と発音がほぼ一致する点は、むしろ理解しやすさにつながります。まずは、デーヴァナーガリー文字に慣れることが、ヒンディー語の理解につながるでしょう。

ヒンディー語を習うメリット

ヒンディー語を学ぶ意味は、さまざまです。旅行から仕事、娯楽まで、暮らしや楽しみが広がる具体的な場面を取り上げます。

旅行先で現地の人との距離が縮まる

インドを旅すると、英語が通じない場面に出会うといわれています。例えばオートリキシャの運転手に行き先を告げたり、市場で値段をたずねたりする瞬間、ヒンディー語のひと言が大きな助けとなるでしょう。

難しい言葉を話さなくても、現地の言葉であいさつを返すだけでもいいのです。それだけで相手の表情がやわらぎます。観光の穴場も教えてくれるかもしれません。観光地を回るのも楽しいのですが、ヒンディー語を使った地元の人との何気ないやりとりこそ旅の楽しさです。

成長するインド市場でビジネスに役立つ

インドは人口で世界一となり、経済成長の勢いがあり世界中から熱い視線を集めています。ビジネスの現場では英語が広く使われていますが、流暢に話せる人は人口の一部にとどまります。

ヒンディー語が少しでもわかれば、英語だけではなかなか表に出てこない現地の本音温度感も理解できるでしょう。取引先との会話にも、現地の言葉を少し交えるだけで心理的な壁がなくなって、関係づくりが進みやすくなるはずです。日本にビジネスで来日している人も母国語を聞いたことで、心を開いてくれる可能性もあります。

「ボリウッド」映画やインド音楽を字幕なしで楽しめる

ボリウッド映画やインド音楽の楽しみ方も深まる点もメリットです。

インド映画の中心地ムンバイーで作られる作品群は、ボリウッドの名で世界中に親しまれていて人気があります。

近年は日本でもインド映画への注目が高まり、歌と踊りにすっかりはまっている人も増えています。ヒンディー語が聞き取れるようになると、字幕では伝わりきらない言葉の意味やジョークもわかるはず。字幕を見ていたときよりも、ずっと奥深く理解ができるようになるでしょう。映画や音楽を学びに使う方法もあります。

多様なインド文化への理解が深まる

ヒンディー語を学ぶことで、インド文化への理解度も深まる点もメリットです。インドは、多様な文化が共存している国です。

州によって言語が異なるだけではありません。地域によって、食文化や宗教も異なります。インドの多様な文化を理解するうえでも、ヒンディー語を学ぶことは役立つはずです。さらにほかの言語を学ぶきっかけにもなる可能性があります。

ヒンディー語は日本人にとって難しいって本当?

ヒンディー語は日本人にとっては難しいといわれています。なぜそう思われるのか、苦手とされる面得意な面の両方からお伝えします。

最初の壁はデーヴァナーガリー文字と発音

壁となるのが、見慣れないデーヴァナーガリー文字と、日本語にはない発音です。とくに鼻に抜ける音などは、自分の発音が合っているのか自力では判断しづらく、独学ではつまづきやすい部分といえます。

ただし文字は規則性が高く発音との対応が素直なので、慣れてしまえば読み書きの負担は思ったほど大きくありません。最初に少し時間をかけて向き合えば、その後の学習がぐっと楽になります。

男性名詞と女性名詞で活用が変わる点に注意

ヒンディー語の特徴として、名詞に男性と女性の区別がある点も挙げられます。性によって動詞や形容詞の形が変化するのです。単語を覚える際には性もあわせて頭に入れる必要があります。

最初は煩わしく感じられ、足踏みしてしまう学習者も少なくありません。しかし、よく使う単語から少しずつ慣れていけば、自然と感覚が身についていきます。

文法や語順は日本語と似ていて学びやすい

意外に思われるかもしれませんが、ヒンディー語の文の組み立ては日本語とよく似ています。「主語+目的語+動詞」という語順が日本語と同じです。そのため、英語のように並べ替えて考える必要がありません。

日本語の助詞にあたる後置詞を名詞のうしろに置く仕組みも共通しており、文を作る感覚がつかみやすいのが特徴です。

外務省の専門家も、文法や発音の面でヒンディー語は日本人にとって極端に難しい言語ではないと語っています。取り組みやすい面を知っておけば、それほど身構えずに取り組めるはずです。

参考:
・外務省: チャレンジ41か国語~外務省の外国語専門家インタビュー~ ヒンディー語の専門家 大工原さん
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/staff/challenge/int40.html

初心者におすすめヒンディー語の学び方

ヒンディー語の初心者におすすめの学習方法を紹介します。一気にマスターしようとせず、スモールステップで進めていく方法が初心者に向いています。

デーヴァナーガリー文字の仕組みをつかむ

まずはデーヴァナーガリー文字の仕組みを使って覚えます。「母音と子音、母音記号が組み合わさって音になるという仕組み」をつかみましょう。母音字から書き始め、子音字は5文字ほどの小さな固まりに分けて進めると負担も少ないはずです。

似た形の文字をグループにまとめて覚えればさらに、記憶しやすくなります。文字を先に理解すると看板や字幕が読めるようになる点がメリットです。ヒンディー語の独学のモチベーションアップにもつながります。

あいさつなど日常会話のフレーズから覚える

文字を学びつつ、よく使う日常会話を覚えていきます。ナマステのようなあいさつから始めると取り組みやすいでしょう。

さらに自己紹介、買い物、移動など少しずつ範囲を広げていきます。

さらに今度は別の言葉に変えながら覚えると、表現の幅が増やせます。例えば、「買い物する商品を言い換える」「交通手段を変える」などです。声に出して耳から覚える練習を重ねれば、フレーズが体になじんで自然と口から出てくるようになります。

文法を体系的に学ぶよりも、簡単なヒンディー語の日常会話を覚えていく方が負担も少なめです。

毎日少しずつ続けて小さな成功体験を積む

どの言語でもいえますが、ヒンディー語を学ぶならコツコツ少しずつ続けることがコツです。その結果「字幕が読めた」「動画のヒンディー語が聞き取れた」といった小さな成功体験が得られるでしょう。成功体験は、モチベーションアップにつながっていきます。

具体的には、小さな目標を立てるのもおすすめです。例えば今週は「文字を5つ覚える」といった達成しやすい目標がいいでしょう。学習の記録をつけておけば、自分の成長が確認できます。5分でもいいから進めることが大切です。

独学におすすめの教材やアプリ

学ぶ順番が決まったら、教材を選びます。ヒンディー語の独学でおすすめの本やアプリ、講座を、タイプ別に紹介します。

初心者向けの本で基礎を体系的に学ぶ

独学の土台づくりには、一冊の入門書をじっくり読み込む学習も必要です。ヒンディー語の本でおすすめなのは、音声付きで文字から文法まで一通りそろえた入門テキストです。

会話を重視したい場合は、イラストがあり、よく使う表現が書いてある本が役立ちます。文法をしっかり固めたい人は、説明のくわしい教材を併せて使うと理解が深まるでしょう。

最初の一冊は、自分の目的レベルに合ったものを選ぶことが長続きの鍵になります。

スキマ時間に使える勉強アプリで習慣化する

語学アプリは通勤時間や家事の合間などスキマ時間の勉強にピッタリ。ゲーム感覚で学べるアプリなら、「Duolingo」はおすすめです。5分程度でできる仕組みになっており、気楽に楽しく進められます。

さらに、「Pimsleur」も語学アプリとして多くの人が利用しています。フラッシュカード発音の練習のほか、自然な会話も学べます。実践的な会話をじっくり学びたいなら「Ling」も人気です。

無料からスタートして、気に入ったアプリに課金するのもいいですし、いくつか組み合わせて利用するのもいいでしょう。

参考:
・Duolingo :学習効果が実証されたヒンディー語レッスン – Duolingo
https://ja.duolingo.com/course/hi/en/%E3%83%92%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E8%AA%9E%E3%82%92%E5%AD%A6%E3%81%B6
・Pimsleur :Pimsleur | Language Learning – Google Play のアプリ
https://www.pimsleur.com/?srsltid=AfmBOoqx9z__g5HW983V1o5UL9P3w6DP5_VXv7xJhLVgXASmhmm2cDFN
・Ling :【Ling】ヒンディー語レッスン!全レベル対応のオンライン語学アプリ
https://ling-app.com/jpn/learn-language/hindi/

無料の独習サイトやYouTubeも活用する

費用を抑えたい人に向いているのが、無料の独習コンテンツやYouTubeです。大阪大学が公開している初心者向け講座は、文字と発音、文法、会話などを動画で確かめながら無料で学べます。

さらに、YouTubeにはヒンディー語の講座動画が数多くあります。自分に合ったレベルのものからスタートするといいでしょう。また公共図書館で教材を借りながら勉強できます。いくつか借りて自分に合っているものを見つけてから、購入する方法もおすすめです。

無料の教材と市販の教材をうまく組み合わせれば、お金をかけなくてもヒンディー語が学べます。

参考:
・大阪大学言語文化研究科 語学社会専攻 概要 – ヒンディー語
http://el.minoh.osaka-u.ac.jp/wl/hi/index.html
・ヒンディー語勉強におすすめのツール4選!効率的に勉強するための方法
https://indowork.jp/2024/08/25/learn_hindi_recommendation/

発音や会話はオンライン講座で補強する

講師と直接やりとりできるヒンディー語のオンライン講座を利用すれば、正しい発音が身についていきます。発音や会話は、実際に聞いて話すことで、力がついていくものです。その点、発音の正しさや会話のテンポは、独学だけではつまずきやすいのが弱点といえます。

しかし、オンラインのレッスンなら独学でも会話の実践ができます。多忙な人も、オンラインなら場所を選ばず自分の予定に合わせて受けられる点がメリットです。

独学で土台を固めつつ、会話の実践講座を組み合わせると着実に力がついていきます。

参考:
・【初心者向け】ヒンディー語の学び方完全ガイド|オンラインレッスンで効率的にマスター – LaLa GLOBAL LANGUAGE
https://lala-global-language.com/how-to-learn-hindi-for-beginners/

まとめ

ヒンディー語は、世界第3位の話者数を持ち、北インドを中心に多くの人へ通じる魅力的な言語です。旅行での触れ合いやビジネスの場面、ボリウッド映画の楽しみまで、学ぶほどに世界が広がっていきます

ただ、デーヴァナーガリー文字や発音、名詞の性などは、日本人にとって難しいと感じるポイントです。しかし語順や文法が日本語と近い分、日本人にとってなじみやすい特徴もあります。

まずは文字の仕組みをつかみ、日常会話のフレーズを毎日少しずつ覚えていくことがコツです。

本やアプリ、講座を自分に合う形で組み合わせながら学習すれば、ヒンディー語の奥深さも学べます。難しそうという思い込みをいったんおいて、まずは楽しみながら最初の一歩を踏み出してみてください。

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