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数字に恋してる!?大人からでも遅くない「数学の学び直し」

50代、60代のアラ還になって「数学を学び直したい」と思っている大人もいるでしょう。「学生時代、数学が苦手だったからこそ今理解したい」と、学び直しを考えている大人は結構いるのです。

とはいえ、大人になった今からでは遅いのではとためらったり、どこから学び直せばいいのか迷ったりしますよね。

そこで、この記事では数学の学び直しのメリットから、おすすめの方法まで解説します。大人だからこそ見えてくる数学の面白さを味わってみましょう。

目次

なぜ今、大人が数学を学び直すのか

実は数学の学び直しに興味を持つ大人が増えています。人生100年時代を迎え、「定年後も知的に活動したい」という意識が高まっているのも背景のひとつです。学生時代苦手だった数学を克服したいというシンプルな願望を持っている人もいます。

「数学なんて社会に出たら使わない」は本当?

学生時代、「数学は社会に出たら使わない」と一度はこんな言葉を口にしたか、耳にしたことがあるはずです。確かに、因数分解や二次方程式を日常で使う機会はほとんどありません。
しかし、数学的な考え方は至るところに潜んでいます。

料理のレシピを倍量にするとき旅行の行程を組み立てるとき家の間取りを考えるとき、知らず知らずのうちに数学的な思考を使っているものです。
家庭の予算を考えるときも数学を使っています、大人になってから改めて学び直すことで、そのつながりに気づけるのです。

社会に出てから数学は使わないのではなく、実は気づかないうちに使っていたのかもしれません。

アラ還世代が数学を学び直すきっかけ

50代、60代のアラ還世代が数学の学び直しを始めるきっかけは、人それぞれです。「孫の勉強を見てあげたい」という思いが入口になる人もいます。定年を機に「若いころ諦めた数学をやり直したい」と感じている人もいるでしょう。

ニュースで目にする統計データやグラフを正確に読めるようになりたい」という実用的な動機も少なくありません。気持ちはさまざまであっても、共通しているのは「数学を学び直したい」という気持ちです。

大人の学び直し、意外な効果「脳の活性化」

大人世代が数学に取り組むことは、「脳への刺激」という意味でも注目されています。計算論理的な思考は、前頭葉を中心に脳の広い領域を活性化させると研究でわかっています。

特に、大人になってから学ぶ行為は、認知機能の維持にも効果が期待できるのです。毎日少しずつ数学に触れる習慣は、健康的な脳のトレーニングとしても理にかなっています。難しい問題を解かなくても、考えること自体に意味があるといえるでしょう。

大人が数学をやり直すと得られるメリット

数学の学び直しで得られるメリットはさまざまです。日常生活や仕事の場面で「ものの見方が変わった」と感じる人が多いのが、大人の数学学び直しの特徴だといえます。

ここでは具体的なメリットを3つの視点から見ていきます。

大人でも論理的思考力が鍛えられる

数学を学ぶと、論理的思考力が向上すると期待できます。

数学の問題を解くプロセスは、基本的に「条件を整理する筋道を立てる答えを導く」という流れです。論理的思考は、仕事での意思決定日常の問題解決にそのまま応用できます。

たとえば、複雑な状況を整理して優先順位をつける力や、感情ではなく根拠をもとに判断する習慣などです。日常のちょっとした判断が必要なシーンでも「なぜそうなるのか」を考えるクセがつくと、生活全体のクオリティが上がっていくのを実感できるはずです。

図形・グラフが読めると、世界の見え方が変わる

図形や関数の知識も役に立ちます。たとえばリフォームや模様替えで部屋の面積や家具の配置を考えるとき、空間認識力が役立ちます。

また、ニュースや健康診断の結果に登場するグラフや統計データを正確に読む力は、情報に惑わされないためにも重要です。

「グラフの縦軸が途中から始まっている」「サンプル数が少ない調査結果を大げさに見せている」といった読み解き方ができるようになると、メディアリテラシーも自然と高まります
最近は、SNSでもデータを使って煽るような投稿がありますが、冷静に判断できるようになるでしょう。

数学の学びなおしは、情報の正しさの判断力を養うことにもつながっているのです。

「わかった!」の快感を得る喜び

なにより数学の学び直しで楽しいのは、解けなかった問題がわかった瞬間です。学生のときはわからなくてコンプレックスを抱いていた数学の問題が理解できた喜びは、何事にも代えがたいもの。

「なぜこの公式が成り立つのか」を理解したときの達成感は、自己肯定感を高める効果があります。さらに、ひとつわかると次が知りたくなるという連鎖が生まれるのもメリットです。難しい問題に挑戦したくなり、知的好奇心がどんどん広がっていきます。

大人の数学やり直しには、学ぶこと自体を楽しむ余裕があるのが強みです。

数学の学び直し、どこから始める?

いざ学び直そうと思っても、どこから手をつければいいか迷うものです。大人の数学やり直しは、背伸びせずに「簡単すぎるくらい」のレベルから始めるのが成功の鍵です。

ここでは入口の選び方から、本・アプリ・サイトまで具体的な方法を紹介します。

まずは中学数学からが大人の学び直しに最適な入口

高校数学を学び直したいと思っていても、実は中学数学の土台が抜けていることが多いものです。
正負の数文字式一次方程式比例と反比例図形の基本。これらをおさらいするだけで、高校数学への理解がぐっとスムーズになります。

「中学の内容なんて簡単では」と感じるかもしれませんが、大人になって改めて向き合うと意外と忘れているのです。

改めて「なるほど、そういう意味だったのか」と気づく瞬間が多いのも、学び直しの面白さでもあります。焦らず中学数学から始めることが、長続きする学び直しへの近道です。

教科書より読みやすい!学び直しにおすすめの本・参考書

書店には大人の数学学び直し向けの本が多数揃っています。おすすめは大人のために解説をした本です。

KADOKAWAから出版されている、中島拓哉著『もう絶対に挫折しない! 大人のための 今度こそスルスルわかる数学』などがあります。参考書であれば、中学・高校の学習参考書として長く使われている「チャート式」も、大人の独学に向いています。

選ぶポイントは、「なぜそうなるのか」の説明が自分自身にとってわかりやすいかどうかです。計算の手順だけでなく、背景にある考え方まで書かれているものを選ぶと理解が深まります。

スキマ時間で使えるアプリ・サイト・公文の活用法

毎日まとまった時間が取れなくても、スキマ時間を使って続けられるのが現代の学び直しの強みです。

数学トレーニング

アプリでは「数学トレーニング」などが人気で、問題を解きながら自然と力がつきます。

数基礎

数基礎」は、数学を基礎からやり直したい人のためのサイトです。小学校の算数からやり直せるので、徹底的に基礎固めができます。

数基礎.com
https://suukiso.com/

大学生・社会人の公文式

公文の大人向け学習サービスも見逃せません。自分のレベルに合ったプリントを繰り返す学習で、基礎力を着実に積み上げられます。教室に通うスタイルのほか、自宅学習に対応したコースもあり、スモールステップで進められるのが魅力です。

大学生・社会人の公文式 | 公文式(算数・数学、英語、国語)
https://www.kumon.ne.jp/gakunen/otona/index.html

学び直しを続けるためのコツ

数学の学び直しで多くの人がぶつかるのが、「続かない」という壁です。やる気満々で始めても、少し難しい問題につまづいてやめてしまうことがあります。

続けるためには、学ぶ内容だけでなく取り組み方にも工夫が必要です。

「完璧にわかろうとしない」が長続きの秘訣

大人の学び直しで陥りがちなのが、「完全に理解してから次へ進もう」という姿勢です。わからなくなったら、「少し前のレベルに戻って復習しよう」とのんびりした気分で進める方が長続きします。わからない問題は先に解答を見てから、解法を導く方法もいいでしょう。

1日15分、問題が解けなくてもテキストを眺めるだけでもいい、というくらいのゆるさが継続につながります。

学生時代のように試験がある訳ではないので、自分だけのペースで進められるのが大人の学び直しの特権です。

「仲間をつくる、記録する」モチベーション維持の工夫

ひとりで黙々と続けるのが難しいと感じたら、学びを「見える化」する工夫が効果的です。学習した日をカレンダーや手帳に記録するだけでも、続けているという実感が生まれます。

SNSで数学の学習記録を発信する「学習アカウント」として活動するのもおすすめです。同じ目標を持つ仲間と出会えるきっかけにもなります。地域の公民館や、カルチャースクールで開催されている数学講座に参加するのもひとつの方法です。

誰かと一緒に学ぶ環境があると、わからない部分を質問できるだけでなく、楽しさも倍増します。

大人の学び直し_まとめ

大人になってから数学を学び直すことは、決して遅すぎることはありません。

論理的思考力が鍛えられ、図形やグラフを通じて世界の見え方が変わるでしょう。
さらに「わかった!」という達成感が自己肯定感を高めてくれます

学び直しのスタートは中学数学からで十分です。本やアプリ、数学の基礎を学べるサイト、大人向け公文など自分に合った方法でまずは始めてみましょう。目的を持って、自分のペースで続けることが大切です。

数字との新しい関係が、毎日の生活をちょっと豊かにしてくれるはずです。

参考文献・サイト
国立長寿医療研究センター「認知症予防と知的活動」
https://www.ncgg.go.jp/ri/labo/12.html

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