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大人世代にもMOS資格はおすすめ?社会人向け取得するメリットと勉強法ガイド

「ExcelもWordも、なんとなくは使えている。でも、本当に使いこなせているかは正直わからない」
「事務職への転職を考えているけれど、何か資格があったほうが安心できる気がする」

そんな思いを持っている社会人の方も多いのではないでしょうか。

今回はそういった悩みをお持ちの社会人の方にお勧めの資格、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)について紹介していきます。

本記事では、MOSがどんな資格なのか、MOS資格の難易度勉強時間、社会人が独学で合格を目指せるのかといった気になるポイントを整理しながら、「自分にとって意味のある資格かどうか」を判断するための情報をお届けします。

MOSを受験しようか迷っている社会人の方はぜひ参考にしてみてください。

目次

MOSとは?どんな資格?

MOSは、Microsoft社のOffice製品のWord、Excel、PowerPoint、Outlook、Accessについて、それぞれのソフトを「実際の操作」でどれだけ使いこなせるかを証明する資格です。

ペーパーテストのように知識を問うのではなく、本物のWordやExcelの画面が試験画面として表示され、「この資料をこういう形に整えてください」「この表を、こういう数式で集計してください」といった、実務に近い指示に沿って、実際に操作して解答していくのが特徴です。試験時間は各科目50分。1科目ずつ、好きな組み合わせで受験できます。

科目ごとに、「一般レベル(スペシャリスト/アソシエイト)」と「上級レベル(エキスパート)」の2段階があります(Accessは上級レベルのみ)。一般レベルは、日常的によく使う基本機能が中心。上級レベルは、より高度な機能を使って、資料作成や集計作業を効率化することを目指す内容になっています。

解説!MOSエキスパートとスペシャリストどちらを受験すべき?

MOSエキスパートとスペシャリストどちらを受験すべきか迷う方は多いでしょう。

結論からいうと、初めてMOSを受験する方や、「まずはExcel・Wordをきちんと使えることを証明したい」という方には、一般レベル(スペシャリスト/アソシエイト)からのスタートをおすすめします。

一般レベルは、表の作成、書式設定、基本的な関数、文書のレイアウト調整など、毎日のオフィスワークで「これくらいできて当然」とされる範囲をカバーしています。一方で上級レベル(エキスパート)は、複数のシートをまたぐ集計、より複雑な関数の組み合わせ、応用的な書式設定など、「人に教えられるレベル」「資料作成の効率化を主導できるレベル」を目指す内容です。

「MOSのエキスパート資格を取っても意味はない」という声を見かけることもあります。これは多くの場合、「一般レベルで証明できる内容で十分な職種なのに、エキスパートまで取る必要はない」という意味、つまり目的と資格のレベルが合っていないケースについて言われていることが多いようです。

事務職としての基礎力を示したいのであれば、一般レベルのWordとExcelで十分にアピールになりますし、そこから「もっと効率化を進めたい」という実務上の必要性が出てきたタイミングで、エキスパートを検討するという順番が、無理のない進め方だと言えるでしょう。

MOS資格の難易度・勉強時間はどのくらい?

MOSの難易度は、「パソコンに苦手意識がある方でも、正しい順序で練習すれば十分に合格できるレベル」というのが実際のところです。国家資格のように、幅広い専門知識を問われるわけではなく、「決められた操作を、正確に行えるか」が中心の試験だからです。

勉強時間の目安としては、Excelの一般レベルであれば、普段からある程度Excelを使っている方なら20〜30時間程度ほとんど触ったことがない方でも50時間程度が一つの目安とされています。

1日30分〜1時間の練習を、1〜2ヶ月続けるくらいのペースで、無理なく準備できる範囲です。

ポイントは、単に「機能の名前を覚える」のではなく、「実際にパソコンを操作して、手で覚える」ことです。MOSの試験そのものが実技形式なので、テキストを読むだけでなく、模擬試験ソフトを使って、本番と同じ操作画面で繰り返し練習することが、合格への近道になります。

MOS資格の独学合格は可能?参考書選びのポイント

MOS試験を独学で合格するのは、十分に可能です。多くの方が、市販のテキスト+模擬試験CD(またはダウンロード版)のセットで学習しています。

テキストを選ぶときのポイントは、次の2つです。

自分が受験する「バージョン」に対応しているか

MOSにはOfficeのバージョンに応じて「MOS 365」「MOS 2019」などの種類があります。普段使っているOfficeのバージョンや、受験予定の試験バージョンに合ったテキストを選びましょう。

模擬試験が、本番に近い操作画面で練習できるか

解説を読むだけでなく、実際に操作しながら学べる形式のものを選ぶと、本番でも落ち着いて取り組めます。

独学が不安な方は、パソコンスクールの短期講座を利用する方法もあります。特に、操作に慣れていない期間が長い方の場合、最初の数回だけ講座でつまずきやすいポイントを教わり、その後は自分のペースで模擬試験を繰り返す、という併用スタイルも効果的です。

MOS資格の受験料

MOS資格の受験料は一般レベル・上級レベルともに、1科目あたり一般価格12,980円(税込)です(学割が適用される場合は9,680円)。Word、Excelなど、複数科目を受験する場合は、その分費用がかかる点は事前に把握しておきましょう。

MOS資格の試験日

MOS試験は、全国の試験会場で、月に複数回実施される「全国一斉試験と、会場ごとに日程が組まれる「随時試験があります。

お住まいの地域の試験会場や日程は、MOS公式サイトから検索できますので、自分の学習進度に合わせて、無理のない日程を選んで申し込むとよいでしょう。

MOS資格はメリットなし!?「恥ずかしい」「役に立たない」って本当?

ネット上では、「MOSなんて簡単すぎて意味がない。恥ずかしい資格」「履歴書に書くと逆に評価が下がるのでは」といった意見を目にすることもあります。

たしかに、IT業界でエンジニアとして働く方にとっては、MOSは必須の資格ではありませんし、「これさえあれば即採用」というような強力な資格ではありません。

ただ、事務職としての就職・転職を考えている方、ブランクがあって「今のオフィスソフトの使い方に自信がない」という方にとっては、状況が異なります。

MOSは、「Word・Excelを実務レベルで操作できる」ということを、客観的な形で示せる資格です。面接で「ブランクのあとに、もう一度実務レベルのスキルを整理し直しました」という文脈で語れば、前向きな印象につながります。

MOSは、取っただけで即生活が変わるような資格ではありません。ですが、事務職としての就職や転職を考えている人にとっては、強力な武器のひとつになり得るでしょう。

取得するなら、まずはExcelの一般レベルから始めてみよう!

ここまで見てきたように、MOSは「専門的すぎず、実務にすぐ活かせる」というバランスの良さが特徴の資格です。

おすすめなのは、まずExcelの一般レベル(スペシャリスト/アソシエイト)から挑戦してみることです。Excelは、事務職はもちろん、どんな職種でも「使えると助かる」と言われるソフトの代表格です。表の作成、関数を使った集計、グラフの作成といった、日々の業務に直結するスキルを、一つひとつ確認しながら身につけられます。

まずは、書店でExcelの一般レベル向けテキストを1冊、手に取ってみてください。パラパラとめくってみるだけでも、「これは知っている」「これは初めて見る」という発見があり、自分のスキルの現状を確認するきっかけになるはずです。

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