習い事をするのは「お金がかかる」イメージがあり、何か始めたくてもためらっている大人世代の方も多いでしょう。しかし。実はお金がかからない大人の習い事は、意外にもたくさんあります。近年は、プロが解説するYouTube動画やアプリなどから無料で学べるのも特徴です。
さらに公共施設を利用したり、低価格で手に入る道具を使ったりすれば「お金のかからない習い事」が始められます。
この記事では、大人世代におすすめのお金のかからない習い事を「趣味系」「学び系」「スポーツ」からそれぞれ3つずつ、9選をご紹介します。
子供の頃を思い出す!?お金のかからない【趣味系】習い事3選
趣味系の習い事は、初期費用ゼロで始められるものが割と多い分野です。ここでは気軽にスタートできる習い事を紹介します。
イラスト・絵
イラストや絵は、実はあまりお金をかけずに始められる習い事です。今はスマートフォンやタブレットを使ってもすぐに描けます。「ibisPaint(アイビスペイント)」など無料で使えるお絵かきアプリが充実しているためです。スマートフォンやタブレットなら絵の具などを用意せずにすぐ描けるので、場所を選びません。
絵心がないと心配な方も、プロのイラストレーターや画家が丁寧に教えてくれる無料動画から学べます。
「紙に描きたい」という場合も、100円ショップでスケッチブックやクレヨン、色鉛筆、絵の具、絵筆などが揃えられます。物足りなくなったら、少しずつグレードアップしてくといいでしょう。
できたイラストはSNSに投稿していけば、モチベーションアップにつながりますし、同じ趣味を持つ仲間もできるでしょう。
参考サイト
・アイビスペイント – お絵かきアプリ:https://ibispaint.com/?lang=ja
書道・ペン字
書道やペン字もお金のかからない習い事です。イラスト同様、100円ショップで筆ペンやペン字練習帳が手に入ります。毎日5〜10分だけでも練習帳に向き合う習慣をつけると、半年後には字の変化を実感するはずです。
「一人では心配」という方には、地域のカルチャーサークルやコミュニティセンターで開かれる書道教室がおすすめです。月謝が比較的リーズナブルなケースが多く、仲間と続けられる環境があります。
文字がきれいだと、仕事で書類を書く際はもちろん、冠婚葬祭での記帳のシーンも緊張せずにすみます。
美しい文字でかかれている手紙やメッセージカードをもらったら、相手の喜びもひとしおです。デジタルの時代だからこそ、美しい文字が書けることが大きな自信になりますよ。
写真・スマートフォン撮影
撮影テクニックも、実はお金をかけずに習えるのです。多くの人が持っているのがスマートフォン。今はスマートフォンのカメラ性能が年々向上しているため、専用カメラを購入しなくても写真は十分楽しめます。
撮影の構図や光の使い方などの基礎知識は、YouTubeや無料の写真学習サイトで学べます。編集のテクニックも習える点がメリットです。
SNSやオンラインコミュニティに写真を投稿すると、他の学習者からフィードバックをもらえる機会があるため、独学でも着実に上達できます。
「まずスマートフォンで1年続けてみて、その後一眼レフを検討する」という流れが、余計な出費を防ぐ賢い始め方です。旅行やお出かけのたびに撮影するのはもちろん、日常の何気ないシーンを撮影するなど継続しやすいのも魅力です。
参考サイト
・スマホやデジカメで写真を撮るコツは?テクニックを大公開!:https://www.kitamura-print.com/column/shootingtec/trick.html
50代からも学べる講座多数。お金のかからない【学び系】習い事3選

知識やスキルを深める学び系の習い事も、スマートフォンとインターネット環境さえあれば、ほとんど費用をかけずに始められるものが揃っています。大人になってから学ぶ楽しさを再発見できる分野です。
語学(英語・中国語など)
語学はオンライン無料コンテンツが充実している習い事です。
NHKが提供する「NHKゴガク」アプリは、英語をはじめ中国語・ハングルなど8言語のラジオ語学講座を無料でストリーミング視聴できます。世界で5億人以上が使う語学アプリ「Duolingo(デュオリンゴ)」も、基本機能は無料で40以上の言語をゲーム感覚で学べます。アプリにはリマインダー機能があるので、毎日続けられるでしょう。
さらに、利用したいのが図書館です。図書館には語学テキストやCDも揃っているため、費用を使わず学べます。
ある程度慣れてから月額数千円台のオンライン英会話サービスや英会話教室に移行するのもありです。段階的なステップアップが実現しやすいのも語学ならではの魅力といえるでしょう。
参考サイト
・NHKゴガク アプリ – NHKゴガク:https://www.nhk.or.jp/gogaku/app/
・Duolingo(デュオリンゴ)公式:https://ja.duolingo.com/
瞑想・マインドフルネス
瞑想やマインドフルネスは道具も場所も選ばず今すぐ始められる、お金のかからない習い事です。習い事のイメージがないかもしれませんが、ガイドやレクチャーがあるとスムーズで挫折しにくくなります。だからこそ習い事として続けていくのがおすすめなのです。
「Upmind」など無料プランで使えるマインドフルネスアプリには、瞑想のコンテンツが充実しています。今の自律神経の状況もチェックしてくれるので、自分のストレス度なども客観的に把握できる点もメリットです。
マインドフルネス教室をオンラインで開催している自治体もあるので、問い合わせてみてください。
1日5〜10分の瞑想習慣は、ストレス軽減や集中力アップにつながるなど多くの研究で効果が報告されています。仕事や家事に忙しい大人世代にはぴったりの習い事といえるでしょう。
参考サイト
・Upmind(アップマインド):https://upmind.co.jp/
手話・点字
手話や点字も、習い事としてはお金がかかりません。しかも人や社会に貢献できるため、習う喜びも大きいでしょう。地域の社会福祉協議会や福祉センターが主催する講座が無料または低価格で開かれているケースがあります。
厚生労働省の手話奉仕員養成研修事業として、各市区町村が取り組む学習機会は全国に広がっています。問い合わせ先はお住まいの市区町村の福祉担当窓口です。
仲間と一緒に学ぶ環境が整っているため、孤独になりがちな独学と異なり継続しやすいといえます。スキルを身につけたあとは地域のボランティア活動にも活かせます。
参考サイト
・手話奉仕員養成研修(厚生労働省):https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/shuwa/index.html
運動でストレス発散!!お金のかからない【スポーツ系】習い事3選
体を動かす習い事は健康維持にもつながり、大人世代には特に人気が高い分野です。スポーツ系でも、工夫次第で費用をほとんどかけずに楽しめる選択肢があります。
ヨガ
ヨガはYouTubeの無料動画だけでも十分に始められる習い事であり、お金のかからないスポーツ系習い事の代表格です。ヨガマットは2,000〜3,000円台から購入できますし、100円ショップでも簡易的なものが手に入ります。
動画だけではわからない方には、地域のコミュニティセンターや公民館で開催されるヨガ教室がおすすめです。民間スタジオより月謝がリーズナブルなことが多く、初心者にとっても入りやすい環境です。お天気が悪い日もヨガは自宅で静かに取り組めるので、続けやすさにつながっています。
太極拳
太極拳は、道具なしで始められるお金のかからないスポーツの習い事です。中国発祥の武術ですが、動きがゆったりなので無理なく取り組めるため大人世代に人気があります。全国各地の公園では、早朝などに練習グループが活動しているのも太極拳の特徴です。雰囲気もつかめるので見学してみてはいかがでしょうか。家の近所でやっているか気になる方は、
太極拳振興センターのサイトをチェックしてみてください。全国の公園太極拳の活動場所を確認できます。
近所で開催していなくても地域の自治体が管理するスポーツサークル一覧にも、太極拳・気功系のグループが多数掲載されています。自治体管理のサークルならそれほど費用もかかりません。高齢の方の転倒予防などに太極拳を取り入れている自治体もあります。
体への負担が少なく、ゆっくりとした動きで行う太極拳は、体力に自信がない方でも無理なく取り組める習い事です。
参考サイト
・公園で太極拳 – 太極拳振興センター:https://www.taiproc.com/123-2/
・太極拳の健康に良い効果とは | 健康長寿ネット:https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shintai-kenkou/taikyokuken.html
・ひまわり太極拳 – 北九州市:https://www.city.kitakyushu.lg.jp/contents/17200019.html
縄跳び・自重トレーニング
縄跳びは数百円から購入できる道具だけで始めるスポーツです。「小学生みたい」と思うかもしれませんが運動量はかなりのもの。大人向けの縄跳びを教えてくれるYouTube動画があるので慣れない人も安心です。コツを解説してくれている自治体もあります。
またスクワット・腕立て伏せなど「自重トレーニング」は、道具すら必要ありません。自重トレーニングもYouTubeには初心者向けのプログラムが豊富に揃っています。スクワットなどは休憩中にもできるので、毎日のルーティンとして取り入れやすいのが強みです。
SNSで同じ目標を持つ仲間を見つけると、互いに励まし合いながら継続しやすくなります。「毎朝10分だけ」という小さな習慣から始めると、半年後には体力の変化を実感できるようになります。
ただし膝や腰などを傷めている人は、医師に相談してからにしてくださいね。
参考サイト
・すきま時間のエクササイズにもぴったり。なわとびで気軽に楽しく運動しよう – Spoiba 茨城県スポーツ情報ポータルサイト:https://sports.pref.ibaraki.jp/special/sports-life/page-13533/
やって損はなし!費用を抑えながら習い事を長く続けるためのコツ

お金のかからない習い事を選んだあとも、「いかに続けるか」が大切です。費用をかけずに長く楽しむための工夫を解説します。
おすすめコツ1.公共施設を積極的に活用する
公共施設をフル活用すると、コストを抑えて習い事を続けやすくなります。
市区町村のコミュニティセンター、公民館、生涯学習センターでは、スポーツ・語学・趣味系の講座が定期的に開催されています。参加費が民間と比べてリーズナブルなことがほとんどです。場合によっては無料のことも。
また、公共図書館ならさまざまな資料が無料で利用できます。図書資料はもちろんDVDなど映像資料も貸し出ししているので積極的に利用したいですね。
おすすめコツ2.最初の1〜2カ月は趣味道具を買わない
最初はいきなり道具を購入しないのも、コストを抑えて続けるコツです。
どうしても「道具を買わないと」「いい道具を揃えたい!」となりがちですが、始める前から道具を買ってしまうと、続かなかったとき後悔します。まずは手元にあるものや無料のコンテンツで試しましょう。または100円ショップなどで売っている道具を使う方法もあります。
おすすめコツ3.教室の仲間と励まし合うのも大切
同じ習い事をしている仲間と励まし合うことも、長続きのポイントです。特に自治体主催のイベントなどは近所の人と知り合いになれます。つまずきそうになったときもアドバイスをもらえて、続けやすくなる点もメリット。
リアルで人と付き合うのが苦手なら。SNSもおすすめです。ニックネームで登録しておけば、気楽にやり取りできるでしょう。作品などを定期的にアップしていると、同じ趣味の人がコメントをしてくれるようになります。
SNSには、住所や勤務先など個人情報などは出さないように注意してくださいね。
まとめ 無料でできる学習・体験・教室から始める
習い事というと「お金がかかる」と思われがちですよね。しかし、実はお金のかからない習い事は意外とたくさんあるのです。しかも趣味系・学び系・スポーツ系と幅広いジャンルにわたります。
この記事では、お金のかからない習い事としてジャンル別に次の9選を紹介しました。
【趣味系】
- イラスト・絵
- 書道・ペン字
- 写真・スマートフォン撮影
【学び系】
- 語学(英語・中国語など)
- 瞑想・マインドフルネス
- 手話・点字
【スポーツ系】
- ヨガ
- 太極拳
- 縄跳び・自重トレーニング
今はYouTubeなどの動画やアプリなどを利用して、無料で学べるツールが増えています。また自治体などが主催するセミナーやイベントに参加すれば、無料または費用を抑えて学ぶことも可能です。「お金がないから始められない」は、思い込みにすぎません。
50代からでも手軽に始められる習い事はたくさんあります。きっと面白いとハマれる習い事に出会えるはずです。まず一つ、今日からスタートしてみてはいかがでしょうか。


